自分の職業、役職、収入、経歴、特技、武勇伝など、自信があることはぜひとも女性に知ってもらって「すごい!」「かっこいい!」と思ってほしいし、褒めてほしいものですよね。
たしかにこれは絶好のアピールポイントです。女性にとっても魅力的に見えるかもしれませんし、尊敬の眼差しで見てくれるかもしれません。
ただ、一歩間違えればただの自慢話になってしまいます。それを自分から主張するのは残念ながら逆効果。上手にアピールして女性の方から興味を持ってもらうようにしましょう。
基本的に、自分の話は聞かれるまでしないことが円満な人間関係を作るコツです。これは相手が女性でも男性でも友人でも職場の人間でも関係なく共通です。
自己アピールの仕方
偉くても偉ぶらない
女性より明らかに年上だったり社会的地位が高かったりする場合、男性自身はそんなつもりが無くてもついつい偉そうに話をしてしまいがちです。例えば「知識や経験を教えてあげる」というスタンス。
年齢やあなたの社会的地位は既に女性もご存知ですよね。知っている上で偉そうに喋られると女性はそれを「年上だから」「偉い人だから」という風に結び付けます。
一方モテる男性は、自分の地位や権力を女性との間に持ち込むことなく、常に対等な目線で話をします。
「この人は年上なのに、偉い人なのに、偉そうにしないな」と思わせることが重要で、これができれば印象が格段に良くなります。
自分から言わない。謙虚な姿勢を貫いて
自分に自信があるのは大変よろしいことですが、人は謙虚である方が美しいと私は感じます。
例えば日本の女優で北川景子さんやガッキーはとてもお顔が整っていて私も大好きなのですが、本人がわざわざ「私のこの美しさの秘訣は…」とか言わないですよね。美しいのは前提としても、それを自分で主張するかどうかで印象が大きく変わりますよね。
それと同じことで、例えばあなたが難関の国家資格を持っていたとしても、それを自分から話すメリットはありません。
女性とある程度関係を続けていれば、そのうち伝えるタイミングというのは訪れるもの。そしてそれはほとんどの場合が女性からの質問によるものです。そのタイミングは会話の流れであったり、仕事の名刺をうっかり見てしまった時かもしれません。
そして質問された時に初めて嫌味無くさらっと答えるのです。自分からアピールする時より何倍も女性の心を惹きつけることができます。「そんなスゴイ人だったの!?」と思わせると同時に、自分からわざわざアピールしてこなかったことに対して男の余裕やいい意味での謙虚な姿勢を感じるわけです。
第三者に伝えてもらう
もし可能であれば、あなたのアピールポイントは第三者から女性に伝わるのが理想です。
今回のことに限らず、影の努力も同じ。仕事で「この頑張りを誰かに見ていていてほしい」と思うことと同じです。第三者が公の場で「〇〇さん、この間一人で残業してましたよね!」「この間コレ直してくれてありがとうございます!」なんて言ってくれれば、自分で直接言うよりも好感度が大幅にアップしますよね。
もし信用できる知人がいれば、知人ぐるみで会ってみてもいいでしょう。気になる女性がいるということをあらかじめ知人に伝えておけば、少しくらい持ち上げてくれますよ。席を立つ際に「俺の変な話すんなよ!w」と声をかけていけば、逆に「俺の話」をするきっかけにもなります。ダチョウ俱楽部のそれです。
お金があるアピールは特にしてはいけない
貧乏な男性とお金持ちの男性がいたとしてそれ以外の比較対象がまったく同じだったとしたな女性は当然、お金持ちの男性を選びます。ですが、お金持ちなら何でもいいわけではないのが女性です。
女性は自分の収入を基準に考える
男性の収入はどれだけあるのが理想かと聞かれると、女性は必ずと言っていいほど自分の収入より上を言います。かと言って、上であればあるほどいいわけではありません。
金銭感覚があまりにもズレていると付き合う上で摩擦が生じるということを女性は無意識にイメージしています。一般的なOLレベルの収入を持つ女性なら自分の収入の1.5倍~2倍程度、限度は1,000万円程度でしょう。
札束ぎっしりのお財布やブラックカードなんかを自慢された日には女性の不信感が強くなる一方です。
「お金持ち=何考えてるか分からない」というイメージを持つ女性は多いです。
「何でも好きなもの買ってあげるよ」「どこでも好きなところに連れて行ってあげるよ」こんな言葉に付いてくるような女はあなたを恋愛対象として見ていません。なぜなら本当に好きな人には金銭的な支援など求めないからです。
さりげなくアピールする方法
ケチなふりをすればいいというわけでなく、持っていないふりをすればいいというわけでもありません。お金持ちだということをわざわざ言わなくていいだけの話です。それを自然にできる男がいい男です。
支払うべきところは支払ってあげ、プレゼントをあげるべき時にはあげると喜ばれます。
「この人お金持ちなんだろうな、でもそんな素振り見せないな」という風に思わせれば絶対的に好感度が上がります。少なくともお金持ちをアピールしてくる人よりは格段に良い印象を持たせることができます。
「お金ならあるよ」ことを伝えたい時には下記のように何か一言フォローの言葉を添えましょう。
- 「ずっと彼女がいなかったから」(出会ってすぐは難ありだと思われるので注意)
- 「あなたのために使いたい」(さりげなく)
- 「ここは俺を立てておいてね」(女性が支払いをしようとした時など)
自己アピールよりも他人との差別化
人は比べて見てしまうもの
ただ単純に「自分を知ってほしい」「自分を好きになってほしい」と自己アピールをするだけの人がいます。男性、女性どちらにも言えますが、これは非常にもったいないことです。
これが合コンの時なら非常に分かりやすいのですが、相手が5人いたとしたらまずは5人全員に目を向けますよね。「この子はサラダを取り分けてくれる」「この子は盛り上げ役だな」「この子が狙ってるのはコイツかな」
相手の中に気になる女性がいてもそういう情報は自然と入ってきます。人間は複数の選択肢があるとそれを見比べて考えてしまうものなんです。この心理を利用すればアピール方法は変わってくると思いませんか?
人と違うから惹かれる
5人全員があなたに好意を持って「カッコイイですね!」と声をかけてきたり「お仕事何されてるんですか?」と質問攻めにあったり「私は土日が休みなんです!」「連絡先教えてください!」など我が我がとアピールしてきたとします。
嬉しいですよね。きっと悪い気はしないと思います。その半面、この中で誰がいいのかな…?と選択に困るでしょう。みんな良いところがあって悩むかもしれません。誰かを捨てるのはもったいないという気持ちからかもしれません。
でも、たった1人だけあなたにまったく関心がなかったとしたら?一人だけ何の進展も無さそうな普通の世間話を話してきたとしたら?心に残るのは他の女性ではなく、たった1人違う対応をとった女性ではないですか?
モテる女性にはモテる女性への対応を
つまり、あなたが女性にアピールする時は女性の周りにいる男性の中に埋もれてしまってはいけないということです。
男性にチヤホヤされることに慣れている女性なら、あなたが同じようにチヤホヤしてしまってはまったく目立たないわけです。
年上や姉御肌の女性なら、あなたはあえて女の子扱いしなくてはいけません。
このように周りの扱い方とあえてズラして差別化することによって新鮮さを感じさせ、あなたをより強く印象付けることができるんです。
話すときは聞く側に徹して
会話の鉄則です。何を話すかより何を話さないかが品性です。
自分の話ばかり延々としてくる相手、こちらの話を聞いてくれる相手。どちらが一緒に居て楽ですか?どちらのことをより知りたいと感じますか?
誰と話す時であっても、自分の話:相手の話=2:8くらいの割合で考えましょう。
秘密を知りたくなる人間の心理
「この人、全然自分のこと話さないな」と思われるくらいがちょうどいいです。
男女問わず、人は「見てはいけないもの」を見たくなり、「聞いてはいけないこと」を聞きたくなり、「知ってはいけないこと」を知りたくなります。
あなたにも経験があるのではないでしょうか?恋人の携帯をチェックしようと思ってやめたこと。内緒話に耳を傾けたくなったこと。未成年なのに喫煙者の世界を知りたくなったりしませんでしたか?
このように秘密めいたもの、謎めいたものに惹かれるのが人間の心理です。
この心理を利用すると、女性にはあまり自分のことを話しすぎない方がいいわけです。自分の話は女性から質問された時にだけ話すことを意識してみると良いでしょう。情報を出し惜しみにすることで「もっと知りたい」と思わせることができます。
もし女性が「あんまり自分のこと話さないよね」と言ってきたならあなたに好意を抱いている可能性があります。その裏には「もっと話してほしいのに」という思いや「自分ばかり話しているんじゃないか」という不安な気持ちが隠れています。
もしこう聞かれたら、狙い通りだと内心喜びながら「そんなことないよ。何でも聞いて」と言いましょう。
女性は自分が追いかけているような快感を覚えつつも、あなたの優しさを感じることができます。このバランスが大切なんです。
親しくなったら自分の話も増やしていく
女性は好意を持った男性のことはどんどん知りたいと思います。質問の多さを脈アリの判断基準にして良いでしょう。
特に好きな男性にはプライベートな話や過去の話を聞き出そうとします。女性があなたについて尋ねてきたならその時は満足できるだけの回答を返してあげましょう。思う存分アピールできるチャンスですね。
話す時と出し惜しみする時をうまく使い分けること。親しくなればなるほど自分の話の割合を増やしていくとベストです。自分の話の割合を徐々に増やしていくことで「秘密主義の男性と付き合うと苦労があるのでは?何か隠し事しているのでは?」というイメージを撤回していきます。
女性に質問させる
例えばあなたが何かスポーツをしているとか、カラオケが得意だとか、バンドをしているとか、このような情報は女性にとってもポイントアップの要素です。でも明らかにアピールしてきてるな、というのが分かってしまってはもったいないです。
あなたが言うのは「フットサルをやってる」「バンドをやってる」だけでいいんです。興味があるなら「いつからしてるの?」「ギター?ボーカル?」と女性の方から聞いてきます。興味が無いことをくどくどと喋られても女性は飽きるだけです。
質問されっぱなしではなく女性にも質問をする
女性の方があなたに質問してきたら、あなたも関連する質問を女性にしてあげましょう。
誕生日を聞かれたら同じように「あなたは?」と聞くだけです。
基本的に女性は質問されることが好きですし、自分の話をしたい、聞いてほしいと思っています。自分にも聞いてほしいからあえてその質問をすることもよくありますよ。
簡単なプロフィールや好きな食べ物、好みのタイプなどから聞いてみて、女性の趣味などが分かったらもう少し掘り下げて聞いてあげましょう。
ストレートにアピールするより100倍効果的な心理テクニック まとめ
- 年下の女性が相手でも対等に話をする
- 女性は自分の話を聞いてほしい
- 自分の話は聞かれるまでしない
- アピールするのは会話でチャンスがきた時に少しだけ
- お金があってもわざわざ言わない
- 他の男性とはあえて違う態度をとる
- 質問されたら同じことを聞き返す