デート前に必須！口臭が気にならなくなる徹底対策

女性と会うならファッションセンスと同じくらい重要なのが口臭対策です。臭ってないかな…なんて気にしながらキスするのは嫌ですよね？

私の経験上、意外にも口臭が気になる男性というのは少なく、何なら自分の方が大丈夫かなと気になるくらいでした。みんな臭ってないなら俺も大丈夫だろうと安心するのは待って。中には激臭の人も居たからです！

口臭が気になりだしたら、まずはできるだけ早く歯科健診に行きたいところ。特に、「虫歯がある場合」と「歯石が溜まっている場合」は、自力で治すことができないため、歯医者での治療が必須となります。

セルフケアで間に合うケースは、「まだ歯垢の段階で歯石化していない」「歯周病の疑いがある」場合です。

そもそも本当に口臭がある？確認用チェックリスト

密かに口臭を気にされている方は多いと思いますが、人に指摘されましたか？自分で気付きましたか？体臭も含めて、自分が発するにおいには慣れてしまっているので、気付くのはなかなか難しいものです。

自分で過度に心配しているだけで、実は臭っていない可能性もあります。まずは下記のチェックリストに目を通してみてくださいね。当てはまる項目が無ければあまり心配しなくて大丈夫ですよ。

一方、下記のように口臭の原因が体調不良や内臓の機能によるケースもあります。

口臭の原因、内臓の不調は少数

上記に当てはまる場合はどれだけ口腔内のケアをしても一時的な対策に過ぎないので、体調を治すことを優先してくださいね。でも実は、口臭の原因が身体の不調によるというケースは全体のたった1割ほどだと言われています。口臭の原因はほぼ、口腔にあるということです。

口からう〇ちの臭いがするときは、口腔内のトラブルより胃が不調の場合か、扁桃腺に膿栓ができている場合が考えられます。

悪臭を放つ「膿栓」に注意

膿栓は、別名「臭い玉」とも呼ばれます。風邪をひいた時など、たまに口の中に、どこから出てきたか分からない謎の小さな白い塊(黄色っぽかったり緑っぽかったりもする)が現れることがあります。これがまたメチャクチャ臭いんです。歯垢を固めたようなニオイです。

普通は勝手に取れて口内に出てくるか胃に流れていきますが、臭いが消えなければ、綿棒で取ったり、うがいをしたり、喉をめがけてシャワーを当てたり、ノズル付きのグッズで取り除きます。膿栓ができると口臭に繋がります。特に口に出てきた時は自分でも臭いがよく分かると思います。

口臭対策用オーラルケア

それでは、自分で口臭を治すための手順をお話ししていきます。

「オーラルケアは歯磨きだけで十分」だと思っている方！とんでもない大間違いです。歯磨きだけでは汚れを取り切れていません！口臭の原因となる口腔の菌はまだまだ残っていますよ。

ここから紹介するオーラルケアを、歯磨きをする際にセットで行ってみてください。間違いなく口臭が気にならなくなるはずです。最初に手順を一覧でお伝えしておきます。

歯磨きの前に糸ようじを使う

食べかすが詰まるのはどう考えても表面より「隙間」です。その隙間を掃除するのに必要なのが、「フロス」「糸ようじ」「歯間ブラシ」のいずれかです。

隙間の食べかすを放ったらかしにすると腐ります。既に臭そうですよね…。そして歯垢→歯石となり、しまいには糸も何も通らなくなります。(糸が通らない方は問答無用で歯医者行きです)

フロスは歯を掃除するための糸のこと。

フロスや糸ようじが入らなければ、歯間ブラシを隙間から歯に対して垂直に突っ込みます。歯医者さんでおすすめされるかもしれません。歯の隙間がどれくらい空いているかによってサイズを選びます。

私は扱いやすさやコスパを考えて、糸ようじに落ち着きました。使用感としては百均のもので十分だと感じます。6本糸なども使ってみましたが、糸が長持ちするというわけでもないですし、安物をポイポイ使い捨てするくらいでちょうどいいかなと思います。

食事をしたら、まず糸ようじで食べかすを取る。その後に歯磨きです。歯磨きができない時でも糸ようじを優先してほしいです。歯間の汚れは何が何でも残さない！これが最重要の口臭対策です。

歯磨きのコツ

歯磨きは基本的に普段通りの磨き方で十分ですが、念のため磨き方も確認してみてください。表面の汚れは磨けばすぐに落ちますから、歯磨きの際に注意深く磨くべきなのは歯周ポケットがある、歯茎と歯の境目です。

磨き慣れていなければ炎症を起こして出血するかもしれませんが、今まで放置していた膿だと思って出し切るイメージで毎日磨いていれば綺麗に治ります。

歯磨きのあとには洗口液

マウスウォッシュかデンタルリンス、いわゆる洗口液と言われるオーラルケア商品です。今まで使っていなかった方は必ず使用してください！口臭がしっかり消えてくれます。

洗口液には「マウスウォッシュ」と「デンタルリンス」という種類があります。本来、デンタルリンス＝液体歯磨きのことなので、お口をゆすいでから歯ブラシで磨くだけで大丈夫！という商品です。その際に歯磨き粉は不要です。詳しい使用方法はパッケージをご確認ください。

私は本来の使い方を無視して、普通に歯磨きをしてから、デンタルリンスである「GUMのノーマルな緑のやつ」で仕上げをしています。洗口液は「アクアクリーン」「クリニカ」「NONIO」「GUM」を使いましたが、GUＭに落ち着きました。

GUMの場合は水色の爽快タイプ、青色のノンアルコールタイプもありますが、おすすめは断然アルコールタイプです！しっかり殺菌した上で消臭効果も長持ちします。

洗口液はポンプタイプのもので、軽く2プッシュ分くらいが目安です。20～30秒お口をくちゅくちゅとゆすぎます。そして、そのまま出すのではなく、洗口液をお口に含んだまま次の工程(＝舌磨き)を行ってください。

「食後に歯磨きする時間が無い…」という場合は、洗口液でお口をゆすいでおけばとりあえず大丈夫です。
口臭対策だけを重視するなら、歯磨きより糸ようじより、洗口液を優先します。

舌苔が取れる！唾が臭わなくなる！舌の磨き方

洗口液をお口に含んだまま、こちらでお伝えする舌磨きの工程を行ってください。

舌の磨き方にはコツがあります。正直なところ我流なのですが、非常に効果的です！舌が舌苔で真っ白になっている方、必見です！ピンクになります！また、唾(や渇いたあと)が臭い場合もこの磨き方で改善されるはずです。

舌磨きには専用のブラシが必要だと思っている方も多いかもしれませんが、わざわざ買わなくて大丈夫です。軽く洗った歯ブラシをそのまま使います。

洗口液を舌にも使うことがポイント。効果はすぐに確認できるかと思いますが、もしめちゃくちゃしつこい舌苔なら時間がかかるかもしれません。次回の歯磨きの際にもまた試してみてください。そのうちしっかり綺麗になるはずです。強く擦りすぎると、舌が傷ついて血が出ますのでご注意ください。

オーラルケアの後は維持に努めよう

タブレットやガムの効果は？

ミンティア、フリスク、ガムについては、口腔ケアがおろそかな状況で舐めてみてもあまり意味がありません。そもそもお口の中の菌が消えるわけではないですからね。

タバコ、お酒、にんにく、ネギなどを摂取したせいで一時的に臭う場合なら取り急ぎ効果はありますが、こちらもあくまでミントの香りで口臭を上書きしているだけです。

特にキシリトールガムにおいては、口臭を消すというよりも「唾液の分泌を促す」効果が大きいです。唾液でお口の乾燥を防げば口臭は減ります。なお、注意点もあります。甘味料が多いと逆に虫歯のリスクが高まりますから、どうせ噛むならできるだけキシリトール含有率が高いものを選ぶ方がよいです。理想は50％以上です。

ちなみに、臭いをごまかすために「飴を舐める」…。こちらはまったくもって意味がありません！元の臭いに甘ったるい臭いが重なって、もはや逆効果です。

お口の乾燥は大敵

睡眠中に口呼吸になってしまうと、起きた時の口の臭さは自分でも気付くほどではないですか？鼻呼吸で寝ている場合にすら、朝には菌で口が臭ってしまうものです。マスクを付けていると口呼吸になってしまう人も多いそうですよ。見られていないから口元が緩むのかもしれませんね。

お口の乾燥対策として、最もおすすめしたい対策は「こまめに水分補給」をすることです。

消臭効果が期待できる飲み物はカテキンが含まれる緑茶だと言われますが、臭いの差はほぼ分かりませんのでお水で大丈夫です。一気に飲むのではなく、あくまで少しずつ小分けにして補給することを意識してみてください。

水分補給には、口臭対策以外にも身体にメリットがたくさんあります。

口臭対策、オーラルケアまとめ

今まで歯磨きしかしていなかったという方は一見面倒くさいと感じるかと思いますが、すぐに慣れるので安心してください！むしろ一度慣れてしまうとやらないことに違和感や不安感を覚えるようになります。

仕事中のランチタイムなど、全行程をやっている時間が無い！という場合は下記の優先順位を参考にしてみてください。